牛肉のランプを美味しく食べる方法は?特徴やおすすめレシピも解説
牛ランプ肉(モモ肉)は、ヒレ肉などの高級部位よりも安価で食べやすいことから、世界中でも人気を集めている部位です。
今回は、牛ランプ肉の特徴やおすすめレシピ、食べ方のポイントを解説します。
牛ランプ肉を美味しく調理するためのポイントをしっかりチェックしましょう。
そもそもランプとはどんな部位?
牛ランプ肉の特徴について、以下4点から解説します。
- 牛肉のランプは「モモ肉」にあたる部位
- 赤身の旨味とサシ部分の甘みが特徴的
- 高級部位より安価で海外でも人気が高い
- エネルギーやタンパク質など豊富な栄養素が含まれる
牛ランプ肉を美味しく食べるためにも、まずは食材としての特徴を知っておきましょう。
牛肉のランプは「モモ肉」にあたる部位
ランプは牛のヒップから太ももにかけての部位で、牛の体の中でも比較的大きな筋肉群です。
日本では「ランプ」として知られ、ステーキやローストビーフなど、様々なレシピに活用できます。
適度な硬さと柔らかさを兼ね備えており、しっかり焼くと食べ応えがあるのが特徴です。
高級部位として知られるサーロインにつながっている部位のため、牛肉のコース料理を出すお店でも重宝されています。
赤身の旨味とサシ部分の甘みが特徴的
ランプ肉は赤身の割合が多いため、肉本来の味わいを強く感じられます。
サシ(脂肪の部分)は少なく、肉の旨味との組み合わせがほどよい甘みと風味を引き出します。
高級部位より安価で海外でも人気が高い
ランプ肉は、ヒレやサガリといった高級部位に比べて安価でコスパが良いのが特徴です。
家庭料理はもちろん、レストランでも多くの料理に活用されています。
そのお手頃な価格と良質な味は、食べ盛りの子どもたちにも大人気です。
高級部位にあたる牛ヒレ肉や牛サガリ肉については、以下の記事もチェックしましょう。
https://niku-nagaoka.com/articles/wagyu_sagariniku/
https://niku-nagaoka.com/articles/wagyu_hireniku/
エネルギーやタンパク質など豊富な栄養素が含まれる
ランプ肉は多くのタンパク質を含んでおり、筋肉の修復や成長に加え、健康維持に必要なアミノ酸を豊富に含んでいます。
鉄分やビタミンB群、亜鉛などのミネラルも含まれており、エネルギーの接種や免疫機能アップにも役立つのが嬉しいポイントです。
牛肉のランプにおすすめなレシピ4選!カロリーを抑えるコツも伝授
牛肉のランプを美味しく食べるには、以下4つの料理がおすすめです!
- 牛ランプステーキ
- 牛ランプ肉のタタキ
- 牛ランプ肉のレタス蒸し
- 牛ランプ肉の串焼き
それぞれの作り方に加えて、美味しく食べるためのポイントも解説します。
ダイエットをしながら牛肉を食べたい人は、カロリーを抑えるコツもチェックしましょう。
牛ランプステーキ
牛ランプ肉のおすすめレシピとして、まず挙げられるのが牛ランプステーキ。
ランプ肉を室温に戻し、塩と黒胡椒でしっかりと味付けをします。
フライパンを中火で熱し、オリーブオイルをひいた後は、肉を両面焼き色がつくまで約3分ずつ焼きましょう。
焼き上がったあとは、アルミホイルで包んで5分ほど休ませた後、お好みの大きさにスライスして完成です。
フライパンにひくオリーブオイルを少量にして、余分な脂身は事前に取り除くと、低カロリーで美味しい料理が出来上がります。
牛ランプ肉のタタキ
牛ランプ肉は、タタキにして食べても美味しいです。
まずはランプ肉を一口大に切り、外側だけを炙りましょう。
外側を炙ったら、冷水でさっと冷やして氷水で冷却します。
食べるときには醤油やみりん、レモン汁やおろしにんにくを混ぜ合わせたタレにつけて食べるのがおすすめです。
カロリーを抑えたい人は、たれの甘味料を控えめにして、醤油ベースでさっぱりと仕上げましょう。
牛ランプ肉のレタス蒸し
牛ランプ肉をヘルシーに食べたい人には、レタス蒸しがおすすめです。
まずはランプ肉を薄切りにし、塩胡椒で味付けします。
次に大きめのレタスの葉に肉を包み、蒸し器で約10分間蒸しましょう。
蒸し終わったら、オイスターソースやしょうがのスライスを添えると完成です。
油をほとんど使わない料理なので、ボディメイクや筋トレをしている人にもおすすめです。
牛ランプ肉の串焼き
牛ランプ肉は、お好みの味に合わせた串焼きにするのもおすすめです。
竹串に刺し、炭火やグリルで外はカリッと中はジューシーに焼き上げます。
焼き上がったら肉を1cmほどに切り、塩胡椒やレモン汁で味付けしましょう。
使用する油や調味料をオーガニックのものにすると、カロリーを押さえやすくなりますよ。
ランプ肉を美味しく食べるための下準備ポイント
ランプ肉を美味しく食べるためには、以下3段階における下準備が欠かせません。
- 焼く前の肉を常温に戻す
- お好みの調味料を使って下味をつける
- フライパンをしっかり熱してから焼き始める
牛肉を使った料理に慣れていない人は、思わぬトラブルを起こさないようしっかりチェックしておきましょう。
焼く前の肉を常温に戻す
冷蔵庫から出したランプ肉は、室温に戻してから焼くことが重要です。
肉の内外の温度差をなくすことで、焼きムラを防げます。
約30分から1時間程度、常温に置いてから調理を始めるのがおすすめです。
お好みの調味料を使って下味をつける
ランプ肉が常温に戻ったら、肉に下味をつけましょう。
肉に下味をつけることで、より豊かな味わいを楽しむことができます。
下味をつけるときは、塩、胡椒、ハーブ、レモンスパイスなどを肉にしっかりと馴染ませることがポイントです。
フライパンをしっかり熱してから焼き始める
ランプ肉を焼き始める前に、フライパンを十分に加熱しましょう。
フライパンを十分に加熱しておくことで、表面に焼き色がつき、旨みが閉じ込められます。
焼きムラを防ぐためにも、フライパンの温度を事前に上げるのを忘れないでくださいね。
牛ランプ肉のおすすめ焼き方
牛ランプ肉は、以下3段階のステップで焼くことを意識しましょう。
- ステップ1:まずは強火でザッと焼く
- ステップ2:弱火でフタをしてじっくりと火入れする
- ステップ3:焼き上がったら4〜5分ほど休ませる
それぞれのステップが必要な理由もチェックし、料理に活かしましょう。
ステップ1:まずは強火でザッと焼く
ランプ肉を焼くときは、表面を高温でスピーディに焼くことを心がけましょう。
表面に美味しい焼き目をつけるとともに、肉汁が外に流れ出にくくなります。
ジューシーな肉本来の味わいを残せるよう、まずは3〜5分ほど強火で焼くのがポイントです。
ステップ2:弱火でフタをしてじっくりと火入れする
牛ランプ肉を強火で焼いた後は、弱火でフタをしてじっくりと火入れしましょう。
強火で外側を焼き固めた後、弱火でゆっくりと中まで熱を通すことで、肉全体が均等に熱を保つとともに、内部までしっかりと火が通ります。
フライパンの中でオーブンのような環境を作ることで、肉の内部温度をゆっくり上げましょう。
焼き上がった肉が硬くなりにくくなるため、柔らかい食感が保てますよ。
ステップ3:焼き上がったら4〜5分ほど休ませる
肉を焼いた直後は、肉汁が高温で中心に集まっています。
この状態で切り分けると、肉汁が流れ出てしまい、パサパサした食感になってしまうので注意が必要です。
焼き上がり後に数分間休ませることで、肉汁が肉の中に均等に行き渡ることができ、カットしたときにジューシーさを保ちやすくなります。
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